NFTに興味を持った人が一度は目にするNFTコレクションがCryptoPunks(クリプトパンクス)です。
NFT業界では超有名な作品で、1体で数千万円で取引されるとんでもない作品です。
本記事では、
- CryptoPunksはなぜ高額なのか?
- CryptoPunksはなぜ価値があるのか?
こういった内容について解説をしていきます。
記事を書いた人
ろびん
- 元地方公務員(10年)のフリーランス
- 資産運用×ブログ運営
- 投資歴5年以上
- 資産運用額3,000万円↑
ろびん
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CryptoPunks(クリプトパンクス)とは?
CryptoPunks(クリプトパンクス)とは、ブロックチェーン上に作られたデジタルアート(NFTアート)です。
24×24ピクセルのドット絵によるすべてユニークなキャラクターが約1万体いるコレクションになっています。
性別や髪型や装飾などのパーツを組み合わせて大量の個体を生成しています。
男女のキャラクターが基本ですが、中にはゾンビやエイリアンなど個体数が少ないものがいます。
プロジェクト名 | CryptoPunks(クリプトパンクス) |
販売開始 | 2017年 |
運営元 | Larva Labs |
webページ | https://www.larvalabs.com/cryptopunks |
@cryptopunksnfts | |
Discord | https://t.co/zFvNWfBy6C |
リリース時は無料だったものが、NFTの盛り上がりに合わせて値上がりし、安くても1体が数百〜数千万円で取引されています。
デジタルのデータに数千万円……ってすごい世界ですね!
ちなみに、過去最高額の27億円で取引されたのがこちら。
Punk 5822 bought for 8,000 ETH ($23,702,160.16 USD) by 0x69c488 from 0x7eb28b. https://t.co/n9OIDRY3WB #cryptopunks #ethereum pic.twitter.com/tFSy3bRX6n
— CryptoPunks Bot (@cryptopunksbot) February 12, 2022
どんな人が持ってるの?
CryptoPunksは非常に高価であり個数が限られているのでその希少性の高さから、個人だけではなく企業までもが所有しています。
大手金融企業:VISA
Over the last 60 years, Visa has built a collection of historic commerce artifacts – from early paper credit cards to the zip-zap machine. Today, as we enter a new era of NFT-commerce, Visa welcomes CryptoPunk #7610 to our collection. https://t.co/XoPFfwxUiu
— VisaNews (@VisaNews) August 23, 2021
IT企業社長:松浦氏
これも買った! #cryptopunk#cryptopunk3322#metaverse#NFT #Blockchain #cryptocurrency pic.twitter.com/A3yLmEjwRq
— 松浦勝人 (@maxmatsuuratwit) December 3, 2021
インフルエンサー:イケハヤ氏、マナブ氏
買っちゃった!!!!!!!!!!
— 🍺 ikehaya (@IHayato) September 22, 2021
ぎゃーーーーー
ウォレットにいるーーーーーーー!!!!#NFT #cryptopunks pic.twitter.com/5kSI6uOn8J
こちらを購入しました😌
— Manabu (@manabubannai) September 24, 2021
NFTの「CryptoPunk」で、お値段は「115 ETH」なので、日本円で「3,900万円」です。とても満足です#cryptopunks #ethereum pic.twitter.com/BUJoQ3ddzx
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なぜ高額なのか?
これを読んでいるあなたはこんな疑問を持つと思います。
- CryptoPunksはなぜ高額なのか?
- なぜ価値があるのか?
ここからはCryptoPunksの価値について解説していきます。
具体的には以下のような理由があるからです。
- 最古のNFTアート
- フルオンチェーンのNFT
- PFPブーム
- アートの文脈
理由1:最古のNFTアート
最も古いNFTと言われているのがクリプトパンクスです。
クリプトパンクスがリリースされたのは2017年。
NFTの黎明期に登場してから、今も人気にコレクションです。
「最初に登場したもの」というのはどんな分野でも、価値が認められやすいです。
理由2:フルオンチェーンのNFTである
NFTには以下の2種類に分けられます。
- 情報すべてがブロックチェーン上に存在するフルオンチェーンのNFT
- 画像データなど容量が大きな情報はブロックチェーンの外に保存されている(=オフチェーン)のNFT
これはブロックチェーンに載せられる情報量に限界があることから、一般的には後者を採用するNFTがほとんどです。
一方で、CryptoPunksはすべての情報がブロックチェーン上に乗っているフルオンチェーンNFTです。
(画像サイズが24×24ピクセルであるのは情報量を少なくすため)
これはブロックチェーンが稼働しうる限り、クリプトパンクスの情報すべて(画像データも含めて)も存在し続けることを意味しています。
地球が滅ぶようなことが起こらない限り、クリプトパンクスはずっと存在しつづけることができます。
理由3:PFPブーム
PFPとは、Profile Pictureつまりプロフィール画像のことです。
NFTは所有を証明できることから、SNSなどのアイコン画像に利用する文化が海外セレブの間を中心に生まれました。
高級車やハイブランドを身につけるようなファッションの感覚がわかりやすいと思います。
クリプトパンクスの他にも、お猿さんのイラストのBAYC(Bored Ape Yacht Club)が有名ですね。
理由4:アート作品としての価値
アートには新しい表現・価値観を模索する文脈があります。
現代アートの代表作であるマルセル・デュシャンの泉(既製品の便器にサインしただけのもの)は、「アート作品は目の前に存在する絵画ではなく、作品を起点として鑑賞者の頭の中で完成する物」という新たな価値観を世の中に問いかけた作品です。
クリプトパンクスもよく考えてみると、物質として存在しているわけではなくただのデジタルな情報です。
これまでも情報に価値がつくことは多くありましたが、ブロックチェーン技術によってデジタルデータの所有証明が可能になり実態を伴ったように扱うことができるようになりました。
デジタルデータに価値を与えたというNFTそのものの価値が、アート性を持っていると言えます。
おわり
本記事では、クリプトパンクスはなぜ高額なのか?について解説しました。
個人が手を出せるレベルのものではありませんが、持ってみたくなる魅力がありますね。
最古のフルオンチェーンNFTで、ドット絵のPFPというロマンがすごい!
それでは。