為替トレンドが変わって、マイメイトで損失を出してしまいました。どうしたら良いの?助けて!
こんな悩みを解決する記事を書きました。
マイメイトはトレンド相場に強いため、為替相場が乱れると損失を出しやすくなります。
直近だと、2022年11月のCPI(米物価指数)の発表により為替が大きく変動し、私自身もこの相場でガツンとやられて、これまでの利益が吹き飛びました。(40万円→20万円)
トレンドが大きく変わったことにより、マイメイト運用者の多くは損失を出したようです。
とある方のツイッターでのアンケートですが、12月時点で7割上の人が損している結果に。
トレンドが続けば利益が出るが、新しいトレンドが形成されていくタイミングは、相場が荒れるのでマイメイトは厳しくなりそうです。
とはいえ、ほったらかしで不労所得を作ってくれることに期待はしたいので、本記事ではトレンドが変わった時を乗り越える方法をまとめました。
記事を書いた人
ろびん
- 元地方公務員(10年)のフリーランス
- 資産運用×ブログ運営
- 投資歴5年以上
- 資産運用額3,000万円↑
ろびん
- 元地方公務員(10年)のフリーランス
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そもそもトレンドが変わるって?
相場の大きな方向性(トレンド)が変わっていくことです。
為替チャートの方向が上昇していく傾向にあるのが上昇トレンド、逆は下落トレンド。
一方、チャートが一定の範囲で上下している場合はレンジ相場と呼ばれます。
トレンドの方向が変化することを、FXの世界では「トレンドの転換」と呼ばれたりします。
わかりやすいのは、下のドル円のチャートの図です。
10月半ばから徐々に下げはじめて、11月のCPI発表によりガツンと下げました。そこから徐々にドル円のチャートは降下方向へ向きが変わっていますね。
もしトレンドが変わるタイミングでポジションを持っていると…
エージェントが予想した方向なら爆益ですが、反対なら爆損です(汗)
つまり、トレンドが変わるかも?というタイミングをある程度は予想しておく必要があるというわけです。
ピンポイントでなくても大枠の動きとして知っていればうまく立ち回れる可能性が高くなります。
マイメイトはほったらかしでOKなんじゃないの?
基本はそのスタンスでOKです。
…なんですが今回の経験から「トレンドの変化には対応していかないと厳しいかも」という学びがありました。
トレンドが変わるタイミングは?
トレンドが変わる要因としては、世界の情勢や金融政策の影響が大きいです。
何をチェックしていれば良いのかわからないです…
為替に影響する要素は無限に存在するので、途方に暮れてしまいますよね。
そこで私は為替に大きく影響する主要な金利政策のみをチェックしています。
具体的には、以下の2つの米国の指標発表のタイミングに注意しています。
- 消費者物価指数(CPI) … 物価は米国金利政策を判断する重要な指標
- 連邦公開市場委員会(FOMC) … 米国の金融政策を決定する会合
理由は世界の基軸通貨である米ドルの金利政策が、為替相場に与える影響が大きいからです。
つまり、指標発表のタイミングで相場が動く可能性が高い…というわけです。
指標発表日については、FX各社がwebページでカレンダーを掲載しているものをチェックしましょう。
例えば外為FXの経済指標カレンダーではこんな感じ。
色々な発表がまとめられており指標が多すぎてわからないと思いますが、私は日本と米国の★★★で赤字のイベントだけを見ています。
(2023年4月くらいまでは日本の金利政策が変わる可能性は低いので、今は米国の発表だけしか見ていませんが…)
追記:
12月20日に日銀の金利政策の緩和が発表され、大きく円高にふれました!
これからは日本の金利政策も追っていく必要がありそうです。
情報収集がめんどくさい人には…
経済解説系インフルエンサー(元日経新聞)の後藤達也さん(@goto_finance)をフォローして、Twitter発信をチェックしましょう。
以下のようなわかりやすい情報発信をされています。
🇺🇸利上げマップ
— 後藤達也 (@goto_finance) December 14, 2022
FOMC後の市場の利上げ予想です。FRBの金利見通しはやや高めで、市場予想も若干上振れましたが、FOMC前と大きくは変わっていません。次回は0.25%利上げ予想が優勢で、利上げの到達点は5%前後。引き続き来年後半の利下げが見込まれています pic.twitter.com/SyXMa3xl5f
最初はよくわからなくても、後藤さんの発信を追っていけば、動きがわかってくると思いますよ!
トレンドが変わった時の具体策
トレンドが変わった時に利益が出ていれば特に問題はないのですが、ほとんど場合は損失が出るはずです。
そこでどのような立ち回りをすれば良いのかを調べましたので、以下に紹介します。
- 稼働エージェント数を減らす
- 手動決済(裁量トレードの知識必要)
- エージェントを入れ替える(ランクインしているエージェントが変わっている)
- 別のFX口座で逆ポジションを持つ
それぞれ見ていきましょう。
稼働エージェント数を減らす
まずはシンプルな方法です。
稼働エージェントを減らして、資金の余裕を保つこと。
なぜなら、マイメイト運用で避けたいのはロスカットだから。
ロスカットとは、損失が膨らみ資金以上の損失を出さないために強制的に損失が確定(決済)されてしまうこと。
ロスカットが起こると、その時点でポジションの決済が行われ資金の大半が失われてしまいます。
これを防ぐためには、稼働するエージェントを減らして資金の余裕をもたせる必要があるです。
私も2022年11月の時はエージェントを減らして対応しました。
イベント前には手動決済する
上述の指標発表など、大きく相場が動くタイミングではポジションを持たないようにしてみるのも1つの手です。
マイメイトがポジションを持ったり、決済をするのは20時過ぎだけです。
例えば、米国の指標発表に構えるのであれば、深夜に為替が動くことが予想されます。
よって、20時を過ぎてエージェントの売り買いが終わったあとにポジションを持っていたら手動で決済してしまうという対応をすればOKです。
エージェントを入れ替える
トレンドが変わると、人気のエージェントランキングが大きく変わっていることがあります。
実際に2022年11月と12月では、ランキング上位が大きく入れ替わっていました。
それはすなわち、相場に乗れたエージェントが上位になり、乗れなかったエージェントが下位になってしまったということ。
マイメイトはエージェント選びが全てですので、あまり稼げないエージェントは自然に淘汰されていきます。
トレンドが変わったら、相場に対応したエージェントを適宜入れ替えていくことで利益を狙いましょう。
エージェントの選び方はこちらの記事で解説しています!
別のFX口座で逆ポジションを持つ
この方法は初心者向けではありませんが、「こんな方法もあるのか!」という程度で理解すればOKです。
具体的には、エージェントの予想している方向とは反対のポジションを別のFXで持つ方法です。
例えば…
ドル円で買いポジションを持っていたら…ドル円が上昇すれば利益、下落すれば損失になります。
この場合の逆ポジションは「ドル円の売りポジション」を持つこと。
ドル円が上昇すれば損失、下落すれば利益になります。
このようにエージェントが持っているポジションとは逆の方向を持つことで、どちらに動いても利益と損失が相殺して大きな損が出ないようにする方法です。
とはいえ、状況を判断したりする必要があるので…私にはちょっと無理そうです。
大事なのは退場しないこと
マイメイトで失敗する人は、損失が出たからと言ってそこで退場してしまいます。
投資で一番大事なのは「続けること」ですから、あまり調子が出ない時は設定を抑えてじっと耐えておくこと。
そして資金が回復してきたら、再びリスクをとった設定にしていくという流れが失敗にしくい戦略になるはずです。
トレンド相場になれば再び利益がガツンと出ることに期待して、運用を続けていきましょう!
損失リスクを減らしたい人には…
マイメイトはトレンド相場に強い一方で、予期しないこと(サプライズ)が起こると損失が出やすいです。
含み損が積み重なると精神的に辛い人もいると思います。
そんな人には、コツコツ利益を積み重ねていくタイプのFX(トラリピ)も併用するという方法もあります。
トラリピは仕組みの特性上、サプライズの場面では利益を大きく出しやすいんですよね。
マイメイトでは損失が出ても、トラリピで利益が出るというリスクヘッジが効きます。
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