サイドFIREとは、生活費の一部を資産所得(不労所得)からまかない、足りない費用を労働所得で補うことで、労働時間を減らして時間的にゆとりのある生活を送ることができる状態のことです。
そんな生活に憧れて我が家もサイドFIREを目指して、資産運用をしています。
我が家の投資先は、
- 米国ETFの配当金を主軸に
- 税制優遇枠で投資信託をコツコツつみたて
- FX自動売買・暗号資産で高利率を狙う
です。
本記事では、我が家の主戦力である米国株・ETFの配当金にフォーカスして、2023年に受け取った配当金(夫婦の合計)をまとめてみました!
2023年の配当金は5,183ドル(税引後)
2023年1月〜12月の1年間で、我が家の受け取った配当金(配分金)の合計は、
5,183ドル
(日本円で約75万円)
※ドル/円145円換算
でした!
税引き後ですので、米国の現地課税10%と所得税20%が引かれたあとの金額になります。
日本円で換算すると、約75万円です。
なにもしなくてもこれだけお金が入ってくるのがめちゃくちゃありがたいですよね。
去年(5,078ドル)と比較すると多少増えましたが、追加投資をしたわけではないのであまり大きな変化はないです。
その理由としては、「配当金は新NISAで買い付けるように保有したままにしていた」からです。
新NISAについては後述します。
月別の配当金
毎月安定的にあるわけではないですが、1年間を月でならすと毎月423ドル(約6万円)ほどの配当を得ている計算になります。
日本株だと年に2回の配当でもっと月が偏ると思いますが、米国株だと年に4回配当があるので、いい感じに分散してくれています。
現状、配当金は全て再投資のため関係ありませんが、配当金を生活費にあて始めるとコンスタントに配当をもらいたいですよね。
ちなみに我が家の住宅ローンが7.5万円/月ほどなので、住宅ローン代をまかなえるようになりたいです。
配当金の内訳
我が家の投資先は米国株式・ETFが主軸です。
個別株も持っていますが、今後買い付けるものは管理を楽にするために全てETFです。
銘柄 | 年間配当金(ドル) |
---|---|
配当金 ABBV 銘柄名:アッヴィ | 489.79 |
配当金 BTI 銘柄名:BAT ADR | 58.53 |
配当金 JNJ 銘柄名:ジョンソン&J | 219.74 |
配当金 KO 銘柄名:コカ-コーラ | 39.70 |
配当金 MCD 銘柄名:マクドナルド | 89.58 |
配当金 MO 銘柄名:アルトリアG | 861.05 |
配当金 PG 銘柄名:プロクター&G | 236.54 |
配当金 PM 銘柄名:PhilipMorris Int | 12.34 |
配当金 SHEL 銘柄名:シェル PLC ADR | 23.75 |
配当金 UL 銘柄名:ユニリーバ ADR | 32.23 |
配当金 V 銘柄名:ビザ | 14.86 |
分配金 HDV 銘柄名:iS 高配当 | 126 |
分配金 QYLD 銘柄名:NASDAQ100 カバー | 508.44 |
分配金 SPYD 銘柄名:SPDRSP500高配株 | 1809.04 |
分配金 VIG 銘柄名:VG 米国増配 | 214.51 |
分配金 VYM 銘柄名:VG 米国高配当株 | 447.48 |
総計 | 5183.58 |
配当株・配当ETFへのメリット
- 収入の見通しが立つ
- 売却のタイミングを考えなくて良い
1つ目は収入の目処が立ちやすいのが大きなメリットだと考えています。
サイドFIREをする場合、金融資産からどのくらいの収入が得られるのかという部分はある程度予測できる必要があります。
例えば、市場が落ち込むような状態でも、(銘柄によりますが)配当金がガクンと減るようなことは少なくある程度の収入が見込めるため、安定した収入にしやすいです。
2つ目は、売却するタイミングを計らなくて良いことです。
いわば定期的に利益を確定させているようなものなので、自分でタイミングをはかり取り崩す(売却する)必要がないのが良いです。
私は専門知識があるわけではなく市場を読むことは難しいですので、自動的に配当金として現金化してもらえる方が不安やストレスが少なく済みます。
新NISAで投資方針を少し変更
これまでは配当金重視の投資をしてきましたが、新NISAでは配当金(インカムゲイン)よりも、値上がり(キャピタルゲイン)重視の運用法にシフトしていく予定です。
理由としては、新NISAの非課税枠を有効活用したいからです。
具体的には、配当金を再投資するのたびにNISA口座の枠を消費してしまうことがデメリットになるということ。
新NISAでの資産形成においては配当金が出る銘柄ものよりも、配当金を出さず内部で再投資されるような銘柄の方が効率的に資産を増やせるんですよね。これはNISA枠を消費しないで再投資ができるので、結果的に非課税で運用できるNISA枠を最大限有効活用できるというわけです。
ということで、我が家では現在特定口座で持っている米国株を売却して、その資金をもとに新NISA枠で配当金が出ない銘柄を買い付けるという戦略を考えています。
よって個別株の売却によって配当金は減るが、NISA枠での投資によって評価額は大きくなっていくのではないかなと思います。